佐賀の民謡を聞いてみませんか

2021年07月07日

 佐賀県立図書館 at 11:49  | Comments(0) | うんちくコーナー
今日7月7日は、たなばたですね。
さてこのブログでちょいちょい登場する、県立図書館データベースの今回はこれ!!
「佐賀の民謡」https://www.sagalibdb.jp/minyo/

ここのキーワードに「たなばた」と入力して検索してみましたよ。
たなば多と聞いて、多くの方が、
noteささのは さらさらnote
と、うたうことでしょう。
では、佐賀の民謡は・・・・・・聞いてみてくださいね。
https://www.sagalibdb.jp/minyo/index.php?mode=search&page=1&key=%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%B0%E3%81%9F&sa=and&num=20&s1=all&s2=all
  

梅雨入り クイズ

2021年05月18日

 佐賀県立図書館 at 09:00  | Comments(0) | うんちくコーナー
梅雨に入りました。ということでクイズですsign03

『本が嫌うものはなあに?』



こたえは、『水』
雨の日の本の貸出、返却はハラハラドキドキします。
どうかみなさん、雨の日は、ビニール袋のご用意をお願いします。
持ち歩く際、あなたが大事な人にそっと傘をさしてあげるように、本にもそっと傘をさしてあげてください。
ビニール袋に入れて、濡れないようにしていただくと完璧です。本も喜ぶことでしょう。

水濡れした図書館の本は、しっかり乾かして、抑えて、次に利用ができるように時間をかけて準備をします。
実は、一度水濡れした本は、波を打ち、元通りにすることは難しいものです。

本は水気を嫌いますが、雨の日が嫌いというわけではありません。雨にうたれたくないだけです。
雨の日の読書は、雨音がBGMとなり、同じ本であっても、異なる感情を生み出す時もありますよね。

そっと傘をさす、あなたの優しさが、次に利用する方へつながっていきます。


  

うんちくコーナー(単行本)

2014年08月31日

 佐賀県立図書館 at 13:00  | Comments(0) | うんちくコーナー
 みなさん、こんにちは。

 このうんちくコーナーシリーズでは、身近な言葉について、お伝えしていきます。

 今回は、図書館らしく「単行本」です。

 「単行本」は、全集などのシリーズ化された本の対義語ですが、文庫本、新書などの”本の大きさ”を示す言葉としても使われています。

 実はこの言葉、佐賀と少し関係があるんですね。

 初出は、佐賀藩士であった久米邦武が著した、岩倉使節団の公式記録『特命全権大使 米欧回覧実記』です。
 その中で、”世に単行本多けれども、大抵編中の記実は、精数を詳査するべきもの少なく”と記述されています。

 岩倉使節団は明治4年11月から明治6年9月にかけて、アメリカ合衆国、ヨーロッパ諸国を訪問しています。『特命全権大使 米欧回覧実記』にはウィーン万博、ナイアガラの滝、ヴェネツィア、大英博物館など、様々な所を訪れた記録があり、その当時の状況がどうだったのか、また、それを当時の日本人がどのように感じたかがよくわかります。

【『特命全権大使 米欧回覧実記』中のナイアガラの滝】



 ちなみに、旅で出会った人に”ナイアガラの滝はいい景色だったか?”と尋ねられ、「壮大だった」と褒めたら、”ナイアガラは壮大だが、日本の瀬戸内海ほど美しい景色は世界でも稀だろう。西洋では瀬戸内海が世界で一番美しいところだといっている”と言われたとの記載があります。
 明治の初めにも、瀬戸内海の美しさが世界に知られていたのはすごいですね!

※『特命全権大使 米欧回覧実記』は、国立国会図書館のデジタルコレクションに登録されており、Webから見ることができます。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1151920
※現代語訳の『特命全権大使 米欧回覧実記』は、佐賀県図書で借りることができます。
※参考 『日本国語大辞典』(小学館、2001年)

   

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