児童書おすすめ(3月19日)

2024年03月19日

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書名:『みぢかな樹木のえほん』 
著者 :国土緑化推進機構/編 平田 美紗子/絵   

ポプラ社
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 学校の机の天板は何の木材から作られているでしょうか。
答えは、ブナ材など。ほどよい堅さがあり加工もしやすいブナ材は、家具や食器など、さまざまな用途に利用されています。

日本は国土の約7割が森林におおわれており、私たちの暮らしは樹木と密接に関わっています。
この本では多くの樹木のなかでも、特に身近な30種が、イラストと共に紹介されています。
樹木との関わりは人間だけのものではありません。葉や実を食べる虫、木の幹を巣として利用する鳥など、たくさんの生き物が樹木と共に生活しています。 さて、学校や公園には何の樹木が植えられて、どんな生き物が近くにいるでしょうか。

あなたが使っている鉛筆やお箸は何の木材から作られているのでしょうか。
樹木と生き物、そして私たちとの関係を知り、考えることで、今までとは違う景色が見えてくるはずです。
  

児童書おすすめ(3月12日)

2024年03月12日

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書名 :『きみは「3.11」をしっていますか?』 
著者 :細野 不二彦/まんが 平塚 真一郎/ノンフィクション 井出明/まとめ    

河北新報社/特別協力 小学館

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 2011年3月11日に起きた「東日本大震災」から今年で13年。

巨大な海洋プレートがはじけ、大きな津波が太平洋沿岸部を襲いました。
2024年1月1日には「能登半島地震」が発生し、津波や地震に伴う火災により多くの命や日常生活が失われました。
被災地では現在も復旧・復興が進められています。

日本は災害がとても多い国です。歴史をふりかえると、昔から数多くの災害に見舞われ、自然の恐ろしさを体験してきたことが分かります。
この本の第3章には、東北を代表する新聞社「河北新報社」が集めた、41人の被災地の「声」が紹介されています。
観測史上最大規模の災害だった東日本大震災に対して、人々はその困難と悲しみをどのように乗り越えてきたのでしょうか。

天災は忘れたころにやってきます。ぜひ、この本を「遠い誰か」の出来事ではなく、「自分のこと」として読んでみてください。  

児童書おすすめ(3月5日)

2024年03月05日

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書名:『サンゴの海』 
著者 :長島 敏春/写真・文     

偕成社出版

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  3月5日は3(さん)5(ご)という語呂合わせと、サンゴの石が3月の誕生石でもあることから、サンゴの日という記念日になっています。
海の写真や映像で、よく見かけるサンゴ礁ですが、皆さんは、サンゴについてどのくらい知っていますか?

実は、サンゴはきれいなだけではなく、地球や人間にとって大切な働きをしてくれています。
この本は、石垣島のサンゴと海の写真を使って作られた美しい写真絵本です。
長年石垣島の海を取り続けている写真家、長島敏春さんの写真は眺めるだけでも目を楽しませてくれます。

写真だけでなく、サンゴの種類や生態、サンゴと共生する生き物たちをわかりやすく知ることができ、サンゴについて知るきっかけになる一冊です。

地球温暖化や環境の変化によってサンゴが減っていることにも触れており、環境問題についても考えるきっかけになります。今日は美しい海の写真を見ながら、海の環境問題について考えてみるのはいかがでしょうか?  

児童書おすすめ(2月27日)

2024年02月27日

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書名:『父は空 母は大地』 
著者 寮 美千子/作    

 ロクリン社 

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 1854年、アメリカのピアス大統領が、インディアンたちの土地を買収したいと申し出ました。
この本は、その時、先住民インディアンの首長シアトルが、大統領に宛てた手紙を絵本にしたものです。

「大統領が土地を買いたいと言ってきた。どうしたら空や大地を買えるだろう」と言った言葉は、美しい大地や自然を理解し、大切に思っている事が伝わってくる印象的な一文です。   

木々は伐採され、水、空気は汚れ、地球は沸騰化し壊れかかって生き物は住めなくなってしまうかもしれません。
シアトル首長や、インディアンたちは、こうなることを知っていて教えてくれていたのに、なぜ私たちも気付いていたはずなのに一人一人が行動を起こさないのでしょうか?紛争・宗教・自然環境破壊・多様な生物との共存などの問題に直面している今だからこそぜひ読んでほしい1冊です。      

児童書おすすめ(2月20日)

2024年02月23日

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書名:『大おばさんの不思議なレシピ』 
著者 :柏葉 幸子/作 児島 なおみ/絵

偕成社 


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 中学一年生の美奈は、家庭科が大の苦手。ほうちょうを持てば手を切る。
ミシンは美奈がやるときだけ糸がからまる。

塩味のホットケーキが焼きあがったり、さとう入りのスープがにえたぎったりする。
そんな美奈が家の納戸から見つけたのは、大おばさんの一冊の古いレシピノートでした。

縫い物から編み物、料理、家庭薬の作り方まで、さし絵入りでていねいにのっています。
しかし、ノートにのっている名前は『星くず袋』に『魔女のパック』、『竜のよだれかけ』、『魔術師の七面鳥』など見たことも聞いたこともないものばかり。

このレシピ通りに作りはじめると、たまに美奈は不思議な世界に行けるように…。
そこには美奈がつくったものを必要としている人たちが待っていました。

美奈のつくったものが、思わぬ方法でその世界の難題解決に一役買うことになります。
読むと自分も何か手作りをしてみたくなる物語です。
  

【紹介】SAGA2024~競技者のための食事レシピ集~刊行【デジタル版】【QRコード添付】

2024年02月13日

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今年、2024年は佐賀県で

SAGA2024国スポ・全障スポが開催されます(^^♪



SAGA2024実行委員会が

「アスリートメニューレシピ集」を刊行しました。




デジタル版で閲覧できます♪♪

日々の生活で、とーーーっても、役に立つと思いますので、

閲覧ください(^^♪



HPは、こちら

QRコード


  

児童書おすすめ(2月6日)

2024年02月06日

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書名:『月夜のチャトラパトラ』 
著者 :新藤 悦子/著   

出版社:講談社
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 洞窟ホテルを営む家の子どもカヤは、チャトラパトラと呼んでいる秘密の小さな友だちがいます。悪い人に見つからないように、チャトラパトラのことをカヤは誰にも話していませんでした。ところがある年の冬、吹雪の晩に洞窟ホテルを訪れた旅行者が、チャトラパトラを探しているとカヤは知ります。「大きい人には見えない」とチャトラパトラは言いますが…。
トルコのカッパドキア地方を知っていますか。無数の奇岩がそびえ立つ不思議な景観と、岩をくり抜いて作られた住居や教会などの岩窟群、さらには壮大な地下都市があることで有名な世界遺産で、熱気球の遊覧飛行や洞窟ホテルが人気の観光地です。観光シーズンは夏。冬は雪に覆われ何日も外に出られないこともあります。でも、雪化粧をした奇岩の風景や、暖かい洞窟ホテルでおいしいトルコ料理を食べてゆったり過ごすのは、冬にしか味わえません。そんな冬のカッパドキアへ旅した気分になれる、少し不思議なお話です。
 

  

児童書おすすめ(1月30日)

2024年01月31日

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書名:『香菜とななつの秘密』 
著者 :福田 隆浩/著   
出版社:講談社
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 みなさんは学校にある掲示板を見ていますか?
校内にどんな植物があるか、知っていますか? 主人公の香菜は観察が得意。よく観察すると、いつだって新しい発見があり、ささやかな秘密がひそんでいるのです。

五年二組に転校生してきた広瀬くんにも、どうやら秘密があるようです。
そんな広瀬くんの様子をうかがう香菜でしたが、読み聞かせ絵本を選ぶアドバイスをしたことがきっかけで、ふたりは話をするようになりました。


香菜は話すことが苦手ですが、不思議なことに広瀬くんは、うまく伝えられないこともわかってくれるのです。
広瀬くんと一緒に行方不明になった男の子を探したり、暗号の謎を解いたりすることで、香菜は考えるだけでなく、行動するようになります。そして、自分の考えを、みんなに伝えることができたのです。

謎解きだけでなく、観察すること、意見に耳を傾けること、伝えることについて考えながら読むと、あらたな発見があるかもしれませんよ。
  

児童書おすすめ(1月23日)

2024年01月23日

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書名:『星屑すぴりっと』 
著者 :林 けんじろう/文   


出版社 :講談社
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 「映画が、みたい、のう」  イルキには、十歳以上も年の離れたいとこのせいちゃんがいます。
せいちゃんは大学生の時に難病を患い、杖を使って歩くことさえも困難でした。

イルキは、そんなせいちゃんのために、せいちゃんが観たかった映画を同級生のハジメと一緒に観に行きます。
映画が上映される場所は京都。


中学生ふたりで急に旅行なんてできっこないと思っているイルキと、まずは検証だと言って旅行に行くことができると迷いがないハジメ。
このように、正反対な考えを持っているふたりだからこそぶつかり合いがあり、笑いがあり、次へ次へとふたりの会話に引き込まれます。

ハジメにもこの旅に行く目的が秘かにありました。独特な大阪の方言で話すハジメにも注目してみてください。
「映画が、みたい、のう」 せいちゃんが観たかった映画をふたりは観ることができたのか。
せいちゃんが、こぼしたこの言葉に込められた想いを想像しながらぜひ読んでみてください。

  

児童書おすすめ(1月16日)

2024年01月16日

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書名 :『絵で見て楽しい! はじめての落語』 
著者 :三遊亭楽松/監修 櫻庭由紀子/著  

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 皆さんは「落語」を知っていますか? 
日本の伝統芸能…そう聞くと、なんだか難しい感じがしますよね。でも、そんなことはないんですよ。

今回紹介する本は、落語ってなに? という疑問に答えた解説書です。
落語の歴史や小道具の名前だけでなく、落語の舞台裏や落語家になる方法まで解説されていて、落語を楽しむための知識がたくさん載っています。

読み終わる頃には、「難しそう」なイメージが「面白そう!」に変わっているはずです。
この本の中に、「落語家のきもち」というページがあります。


落語家さんたちはみんな、「生で落語を聞いてほしい!」と思っているそうです。
落語を聞くときは、お客さんたちの反応や場の雰囲気も大事なんだそう。
落語に興味が出てきたら、公演や寄席にぜひ行ってみてください。
近々公演がなさそうなら、佐賀県立図書館には落語のCDが所蔵されているので、よければそちらも借りてみてくださいね。
  

児童書おすすめ(1月9日)

2024年01月09日

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書名 :『ふたりは世界一!』 

著者 :アンドレス・バルバ/作 宇野 和美/訳
   おくやま ゆか/絵   

出版社:偕成社
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 小さい男の子フワニートと、大きい女の子ベロニカは、新記録を作ることが大好き。
山もりのスパゲッティの早食い記録や、片目をふさいで運動場を一周する記録など、おもしろい新記録をたくさん持っています。

自信にあふれているふたりは、世界記録をだれよりもたくさん持っている世界記録男の記録に挑戦することにしました。
世界記録男は、世界記録を更新し続けなければならないのろいにかかっていて、やぶれない記録をうちたてられたときに、のろいがとけるというのです。

ふたりは、記録をうちたてて、世界記録男を救うことができるでしょうか。

いろいろな記録に挑戦し、なんども世界記録男に記録をぬりかえられても諦めないふたりからは、挑戦する元気をもらえます。あなたも今年はふたりのように、新記録に挑戦してみませんか。



  

児童書おすすめ(12月26日)

2023年12月26日

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書名:『りりかさんのぬいぐるみ診療所 空色のルリエル』 
著者:かんの ゆうこ/作
    北見 葉胡/絵   


出版社:講談社
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 りりかさんはぬいぐるみのお医者さんです。
診療所は、一番近い町からでも一時間以上かかる、周囲を季節の花々や植物に囲まれた美しい高原にあります。

りりかさんは、ぬいぐるみと持ち主がいつまでも幸せに暮らしていけるようにと、願いを込めて丁寧に治療を行います。
まず持ち主からじっくり話を聞き、ぬいぐるみに話しかけながら適切な治療を行います。

すると、どんなにぼろぼろのぬいぐるみでも、まるで生まれ変わったように生き生きとした姿になるのです。
しかし、りりかさんには誰も知らない特別な秘密があってー。 ぬいぐるみだけではなく持ち主の心までも癒す、りりかさんの優しさがつまった一冊です。ぬいぐるみの治療を通して、持ち主たちが自分自身と向き合い、少しずつ成長していく姿にも胸を打たれます。


さあ、今日も診療所に患者さんがやってきたようです。お気に入りのぬいぐるみと一緒にページをめくってみましょう。




  

児童書おすすめ(12月19日)

2023年12月19日

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書名:『ネズの木通りのがらくたさわぎ』 
著者 :リリアン・ムーア/作
     アーノルド・ローベル/絵 山下 明生/訳    

出版社:大月書店



おたくに、がらくたはありませんか?家の中をさがしてみましょう。
いまこそ、きれいにするときです!ある朝、新聞にこんな記事が載っていました。

「ちょっと、これを見てごらん!」この記事はあっという間にネズの木通りの住民に広がり、がらくたいっそう大そうじの日が始まりました。
古いイス、古いおもちゃ、古い本、たちまち、どの家の前にもがらくたの山が出来ました。

よく見ると、よその家のがらくたの中には欲しかったものがいろいろあります。
「おやまあ、うちで欲しかったものとぴったりだ」それはちょうどよかった「もってってよ」。


人にあげたりもらったり、夕方にはがらくたの山はすっかりなくなりました。自分にはいらないものでも、他の誰かの役に立つものがあるかもしれません。
あなたの家にもがらくたはありませんか?短いお話が7つ入っています。
寝る前のちょっとした時間に、1日1話いかがですか。
  

佐賀に関する本(12月19日の新着から)

2023年12月19日

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『キングダム 70』

原 泰久/著
集英社
 
人の“本質”は何だ…!? 紀元前233年 韓非子招聘 趙国・宜安に進出した秦だが、李牧の前に敗れ、桓騎軍が全滅。
大敗を喫してしまう。国内に重たい雰囲気が漂う中、エイ政に呼び出された信は、六大将軍・騰と共に韓へ。
王都・新鄭の下見をすると同時に、希代の思想家・韓非子を秦へ招聘する任務を受け…!?著者は佐賀県出身   

 
請求番号:726 H31 70




『刀剣名称列伝 名刀を作った刀工たち』


「刀剣ファン」編集部/著
山と渓谷社


 五箇伝の代表流派の祖から古刀、新刀、新々刀の名工まで、1000年に及ぶ日本刀の歴史の中から、
主要刀工たちのプロフィールとその代表作を徹底解説。
名刀の写真もオールカラーで収録する。肥前忠吉について掲載。

請求番号:756.6 TO29   

佐賀に関する本(12月12日の新着から)

2023年12月12日

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貸出と予約の開始は12月12日(火曜日)、
インターネット予約の開始は12月19日(火曜日)です。



『47都道府県・城下町百科』

萩原 さちこ/著
丸善出版

 47都道府県の城下町や藩領の配置、河川や地形、交通路との関わりなどを概観し、親藩・譜代と外様の区別による城下町の分布とその地域性を紐解く。現在の町の姿にも言及する。「城下町関連用語集」等も収録。佐賀県内も記載。

請求番号:291.01 N94



『陶磁器と考古学』
大橋康二先生喜寿記念論文集編集委員会/編 
雄山閣

 陶磁器考古学の泰斗・大橋康二の喜寿を記念した論考集。
大橋の研究生活50年の歩みのほか、大橋ゆかりの研究者の論文42編を、肥前陶磁・日本陶磁・日本考古学・陶磁貿易・海外陶磁の5つの章に分けて収録する。

請求番号:751TO27

『ビジュアル星空大全』
早水 勉/著
技術評論社

 星座の特徴や歴史、神話や文化などを、豊富なイラストや写真を用いて詳細に解説する。
各星座の「天体観測の見どころ」などを掲載したWebサイトのQRコード付き。
著者紹介:「佐賀市星空学習館」副館長。国際掩蔽観測者協会東アジア共同代表。
日本天文学会天文功労賞、国際表彰Homer Daboll賞受賞。著書に「星空の教科書」など。

請求番号:443.8 H47


『日本をダサくした「空気」』
中川 淳一郎/著
徳間書店

 コロナ対策禍、日本「総リトル東京化」、世界の途上国に敗北…。コロナ騒動で化けの皮が剝がれた全体主義国家、日本。なぜここまでダサくなってしまったのか、そのダサさをいかに脱却するかを、自身の経験を交え考察する。著者はなぜ東京から唐津へ移住したのか。

請求番号:304N32



  

児童書おすすめ(12月12日)

2023年12月12日

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書名しょめい:『世界を変えた15のたべもの』 
著者 ちょしゃ:テレサ・べネイテス/文
    フラビア・ソリーリャ/絵    

出版社しゅっぱんしゃ:大月書店
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 トマト、バナナ、ジャガイモ、コーヒー・・・。私たちの身近にある食べ物は、それぞれ長い歴史を持っています。
バナナは、数千年も前から栽培されていたといいます。

今では世界各地の人々が手に取っていますが、ヨーロッパに広まったのは19世紀の後半にもなります。
バナナは傷みやすいため、運ぶのに時間をかけられず、長く冷蔵する技術が必要でした。

そのため、他の大陸へ運び、その土地で育てられる状況を作るまでには、長い年月がかかりました。
インドには60種類以上のバナナがあり、私たちが知っているのはごく一部です。

土地によって呼び名が違い、スペインでは、「バナナ」は火を通して食べるものを指します。生で食べるバナナは「プラタノ」という別の呼び名があります。なじみのある食べ物も、世界中の人々の手に届くようになるまでに、様々な歴史があります。今回紹介したお話はほんの一部です。新たな発見や驚きを楽しみながら読んでみてください。
  

児童書おすすめ(12月5日)

2023年12月05日

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書名:『ぼくはレモネードやさん』             
著者:えいしま しろう/文・絵    

出版社:生活の医療
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 レモネードはレモンと砂糖を混ぜたすっぱくて甘い飲み物です。
この本は小学6年生がかいた絵本です。

ぼくは3才のころ小児がんになり、治療のため4か月病院にいたので、家に帰れない日が続きました。
そして頭に放射線をあてる治療をしたので、成長ホルモンが出なくなりました。

そこで1週間のうち6日成長ホルモンの注射を打っています。
そんなぼくの目標は300歳まで生きること。
そして小児がんという病気を知ってもらうために、「みんなのレモネードの会」を家族と立ち上げ、会長となりました。
ぼくは小児がんのすべてが治るようになるといいな、みんなが元気になるといいなと思いながら、レモネードスタンドを開いています。
レモネードスタンドを応援してみませんか。  

佐賀に関する本(12月5日)

2023年12月05日

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貸出と予約の開始は12月5日(火曜日)、
インターネット予約の開始は12月12日(火曜日)です。




『図説中世島津氏 九州を席倦した名族のクロニクル』

新名一仁/編著
戎光祥出版

鎌倉期から明治維新まで、九州南部の薩摩・大隅・日向三ケ国を、守護・戦国大名・藩主として統治した島津氏。初代忠久、義久・義弘・歳久・家久四兄弟などを取り上げ、中世島津氏の歴史を図説形式でひもとく。佐賀県関係では、龍造寺隆信についてや筑紫大門の居城勝尾(かつのお)城(鳥栖市)についての記載あり。 


請求番号:288.3 N72




『藩領社会と武士意識』

高野 信治/著
思文閣出版

近世武士論の必要性を強く認識し、武家領主支配という観点から、大名とその家臣や、彼らによる“家”の伝記を取り上げ、著者が提唱する「藩領社会」における武士の意識をあぶり出す。著者紹介:佐賀県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程(史学専攻)単位取得退学。同大学名誉教授、同大学文書館協力研究員。著書に「近世大名家臣団と領主制」「神になった武士」など。  

請求番号:210.5 TA47




『つじのじつ話 自分らしくあるがままの監督論』

辻 発彦/著
ベースボールマガジン社

選手目線のコミュニケーション術と我慢の采配で低迷期を脱し、主力選手の相次ぐ移籍を乗り越えた、前埼玉西武ライオンズ監督・辻発彦。野球に真摯に向き合った男が、自分だけの「監督像」をつくり上げるまでとこれからを綴る。 著者紹介:佐賀県出身。西武ライオンズに入団。横浜ベイスターズコーチ、WBCのコーチ、埼玉西武ライオンズ監督などを経て野球評論家。 


請求番号:783.7 TS41



『アイヌと松浦武四郎の蝦夷地
友情探査物』



大島 和子/編
柏艪舎

江戸末期、未開の地だった蝦夷地を6度訪れ、先住民族のアイヌと一緒にくまなく見て回り、地名を書き込んだ詳細な地図を作りあげた松浦武四郎。北海道の名付け親でもある彼の生き方を、アイヌたちとの友情を中心に描く。鍋島直正、島義勇についての記載あり。    


請求番号:F O77


『絵付けの教科書』

有坂 多絵子/編著
誠文堂新光社

陶芸初心者にとって習得が困難だった絵付けを、基本技法から応用技法まで順を追って説明。段階的にレベルアップできるように構成し、50のオリジナル図案も掲載する。絵付けの技法の動画が見られるQRコード付き。 著者紹介:千葉県館山市生まれ。佐賀県立有田窯業大学校絵付科修了。厚生労働大臣認定一級技能士(陶磁器絵付け)。


請求番号:751 A76


『染綿の技法 絢爛豪華な世界を生み出す究極の絵付け』

有坂 多絵子/編著
誠文堂新光社

染錦制作に特化して書き下ろした上級者向けの実践書。見栄え良くできる31作品を厳選し、写真付きでわかりやすく解説する。オリジナル図案、絵付けの技法の動画が見られるQRコード付き。「絵付けの教科書」の姉妹書。著者紹介:千葉県館山市生まれ。佐賀県立有田窯業大学校絵付科修了。厚生労働大臣認定一級技能士(陶磁器絵付け)。 


請求番号:751 A76




  

佐賀に関する本(11月28日の新着から)

2023年11月28日

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貸出と予約の開始は11月28日(火曜日)、
インターネット予約の開始は12月5日(火曜日)です。




『九州の名城を歩く 佐賀・長崎編』

岡村良 渕ノ上隆介 林隆広/編

古川弘文館

大村・鍋島・龍造寺・有馬・松浦氏ら群雄が割拠した往時を偲ばせる空堀や土塁、曲輪が訪れる者を魅了する。
佐賀・長崎の各県から精選した名城68を取りあげ、その特徴や歴史を豊富な図版を交えて平易に解説する。 

請求番号:291.9 KY9

  

児童書おすすめ(11月28日)

2023年11月28日

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書名:『惑星のきほん』             
著者:室井 恭子・水谷 有/著      

出版社:誠文堂新光社

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 私たちの暮らす地球は太陽系の『惑星』という種類の星です。
太陽の周りを回る惑星は他にも火星や金星などがあります。 


惑星にはそれぞれ特徴があり、この本ではそんな惑星の特徴を写真やイラストを交えて、やさしく解説しています。
たとえば、太陽に一番近い水星は1日がとても長く、地球での176日が水星での1日になります。


木星に見える模様のようなものはとても大きな嵐です。
大きさは地球がすっぽり入るくらいで、300年以上も続いています。 

このように地球ではありえない環境やびっくりするような自然現象が、他の惑星にもまだまだたくさんあります。
また、なぜ地球にだけ生命が存在しているのか、火星人はいるのかなどの疑問にも答えてくれます。
宇宙には数えきれないほどたくさんの星がありますが、まずはこの本で身近な惑星について知ってみませんか?

きっと宇宙や星についてもっと知りたくなるはずです。  

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