児童書おすすめ(11月21日)

2023年11月24日

 佐賀県立図書館 at 15:03  | Comments(0) | 図書の紹介




書名:『小学生博士の神社図鑑』             
著者:佐々木 秀斗/著      

出版社:桜の花出版
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みなさんは「古事記」を知っていますか? 
古事記は、日本の神さまの話がたくさん書いてある、とても古い本です。

日本の神社は、主にこの古事記に出てくる様々な神さまをお祀りしています。 
そんな古事記と神社に夢中になった小学生博士・佐々木秀斗くんの自由研究が本になりました。 


日本にはどんな神さまがいるのか、どんな神社があるのか、神社とお寺の違いはなんなのか…日本の神さまと神社にまつわる様々な話が、秀斗くんのシンプルな説明とたくさんのイラスト、写真で分かりやすくまとめられています。


また、日本の神さまと神社を知ることで、日本の文化、歴史、昔からの考え方にふれることができます。
この本では、それまで知らなかった日本の姿も知ることができますよ。
分かりやすく、大人が読んでもためになる内容となっているので、親子などで一緒に読んでも楽しめるはず。大人も子どもも、読み始めたら止まらなくなってしまう一冊です。
  

児童書おすすめ(11月14日)

2023年11月15日

 佐賀県立図書館 at 17:08  | Comments(0) | 図書の紹介






書名:『ディズニーのそうじの神様が教えてくれたこと』             
著者:鎌田 洋/著      

出版社:SBクリエイティブ

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 みなさんは、ディズニーランドに行ったことがありますか?
行ったことがない人でも、一度は行ってみたいと思うのではないでしょうか。

なぜ、私たちはディズニーランドに心惹かれるのでしょうか?

その秘密を知っているのが、ディズニーの「そうじの神様」です。

この本は、ディズニーランドを舞台にカストーディアル・キャスト(清掃員)たちによって繰り広げられる4つの物語で構成されています。
そして、この4つの物語すべてに影響を与えているのが、ディズニーの世界で「そうじの神様」と呼ばれているチャック・ボヤージン氏の教えです。

物語を通して、ディズニーランドの秘密がわかり、仕事で人を幸せにするヒントを教えてくれますどんな仕事でも、大変でいいことばかりではありません。しかし、やりがいを感じて楽しいと思えることもたくさんあります。

働くことの本当の意味を考えさせられる一冊です。



  

佐賀に関する本(11月14日の新着から)

2023年11月15日

 佐賀県立図書館 at 17:03  | Comments(0) | 図書の紹介


貸出と予約の開始は11月14日(火曜日)、
インターネット予約の開始は11月21日(火曜日)です。


『大隈重信関係文書 11』

早稲田大学史資料センター/編
みすず書房


大隈重信(1838-1922)に宛てた書翰を翻刻、差出人名の50音順で編纂した、日本近代史の新たな基本資料。
第11巻は「よこ-わら」の差出人に加え、第1~10巻に収録できなかった書翰、別紙などを収録。
2015年3月発行。貸出用に今回整備。


 請求番号:210.6 O55 11
  

児童書おすすめ(11月7日)

2023年11月07日

 佐賀県立図書館 at 10:40  | Comments(0) | 図書の紹介




書名:『しっぽがない! コアラとヒトのしっぽのなぞ』             
著者 :犬塚 則久/文  大島 裕子/画     

出版社しゅっぱんしゃ:福音館書店
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 りくのうえ学校で、今日も授業が始まりました。
「この教室の生徒には、ひとつ大きな共通点があります。

それは何だと思いますか?」いぬやま先生の質問に、みんなと自分を見くらべて一生懸命考える生徒たち。
先生は、みんなの共通点は「骨があること」で、骨のある動物(脊椎動物)には、「しっぽがある」「手足が4本ある」「赤い血が流れている」という3つの特徴があることを教えてくれました。

ところが、コアラのふくろいくんとヒトのあだちさんには、しっぽがありません。

骨のある動物なのにどうしてなのでしょうか?この本は、「世界にあふれる“ふしぎ”を子どもたちが自らが感じ、考え、理解していけるように」との思いが込められた「たくさんのふしぎ」というシリーズの1冊です。


みなさんも、りくのうえ学校のみんなと一緒に、しっぽのふしぎを探してみませんか。たくさんのふしぎを知れば、世界の見え方が変わるかもしれません。  

佐賀に関する本(11月7日の新着から)

2023年11月07日

 佐賀県立図書館 at 10:40  | Comments(0) | 図書の紹介
貸出と予約の開始は11月7日(火曜日)、
インターネット予約の開始は11月14日(火曜日)です。



『戦国武将と戦国姫の失敗学 乱世での生き抜く術と仕舞い方』


加来耕三/著
日経BP

戦場で勝ち、時勢を読めずに敗れた武田信虎。
戦国一の美女・お市の方の意外な散り際。

頭を使って土佐一国を手に入れた山内一豊の泣きどころ…。

37人の戦国武将と戦国姫の、乱世での生き方と最後の身の振り方を伝える。
龍造寺隆信について記載あり。 


請求番号:281.04 KA28


『JRは生まれ変われるか 国鉄改革の功罪』

読売新聞経済部
中央公論新社

国鉄改革から30余年を経た今、JRは官と民の狭間で苦悶を続けている。
人口減少、廃線ラッシュ、コロナの傷痕とJR7社はどのように向き合い、いかに乗り越えようとしているのか取材する。

『読売新聞』連載を単行本化。

西九州新幹線など佐賀県関係の記載あり。 

請求記号:686.3 J31



『新交通立国論 バスが日本の未来を明るくする  』
清水 一郎/著
時評社

日本のバス120年を記念した書。
時代に翻弄されるバス事業、社会を変える地方創生の処方箋、ポスト・コロナのバス事業、持続可能な公共交通へのブレークスルーなどを収録する。

47都道府県バス協会コラムも掲載。佐賀県のバス事業の現況を記載。

請求番号:685.5 SH49


  

佐賀に関する本(10月31日の新着から)

2023年11月02日

 佐賀県立図書館 at 17:30  | Comments(0) | 図書の紹介

貸出と予約の開始は10月31日(火曜日)、
インターネット予約の開始は11月7日(火曜日)です。


『日本の最も美しい図書館』


立野井 一恵
エクスナレッジ


 歴史的な建物を今も使い続けているレトロ図書館から、モダニズム図書館、最新の図書館まで。

一度は訪れたい日本の美しすぎる41の図書館を厳選して紹介する。

図書館の歴史等がわかるコラムも掲載。武雄市図書館・歴史資料館を紹介。 


請求番号:010.2 TA94
  

児童書おすすめ(10月31日)

2023年11月02日

 佐賀県立図書館 at 17:26  | Comments(0) | 図書の紹介





書名:『ごはん食べにおいでよ』  

           
著者:小手鞠 るい/作  satsuki/画     

出版社:講談社
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 ベイカリーカフェ「りんごの木」。オーナー・森崎雪の中学三年生の頃の話がこの本のメインです。
ある日の夕方、自宅マンションに帰ると、同じ階に住む小学生が家に入らずに廊下の床に座りこんで膝をかかえていました。

声をかければ鍵をなくしたといいます。
さらに悪いことに夜9時まで家族は帰ってこないと。

「よかったら、これからぼくんちに、ごはん食べにおいでよ。」曜日ごとのショートストーリー仕立ての一冊は、いろいろな人間模様を料理とともに堪能できます。


 実はいま全国の図書館では「りんごの棚」というのが広がりつつあります。誰もが読書を楽しめるようにバリアフリー対策をとられた本が集められたコーナー。文字が大きかったり、点字が付いていたり、わかりやすい言葉で書かれていたり。 

 気軽に立ち寄りたくなる場所、りんごの木とりんごの棚。なんだか縁を感じる一冊でした。  

佐賀に関する本(10月24日の新着から)

2023年10月25日

 佐賀県立図書館 at 14:30  | Comments(0) | 図書の紹介

貸出と予約の開始は10月24日(火曜日)、
インターネット予約の開始は10月31日(火曜日)です。


『百貨店の戦国史 全国老舗デパートの黄金時代』
夫馬 信一/著
国書刊行会

地元に愛され隆盛を誇ったものの今は消えてしまった全国の老舗デパートを徹底取材。
関係者の証言や当時の新聞記事を取り上げつつ、そのドラマチックな興亡の歩みを戦後の世相とともにあぶりだす。
貴重図版300点以上を掲載。伊万里玉屋について記載あり。

請求番号:673.8 F87




『<猫>の社会学 猫から見る日本の近世~現代』
遠藤 薫/著
勁草書房

人間たちはいかに猫を人間社会の外部に位置づけながら、そのイメージを構成してきたのか。
江戸期の猫ブームから現代のキャット・ミームまでの<猫イメージ>を紐解きながら、
日本社会の変動と猫たちの歴史との交差を読み解く。鍋島猫騒動等について記載あり。

請求記号:645.7 E59


『日本の近代化遺産 
地盤工学からの謎解き』

正垣 孝晴/著
技報堂出版


幕末期~第2次世界大戦期に建設され、日本の近代化に貢献した土木、産業、交通に関わる建造物=近代化遺産。
これら各種遺構を地盤工学的に検討・分析し、日本古来の技術や輸入技術の問題点、施設の利用状況などを謎解く。
多布施反射炉、三重津海軍所、佐賀城、嘉瀬川の石井樋など佐賀藩関係について記載あり。

請求番号:510.2 SH95



  

児童書おすすめ(10月24日)

2023年10月24日

 佐賀県立図書館 at 13:46  | Comments(0) | 図書の紹介






書名:『こどもモヤモヤ解決BOOK』             
著者:熱海 康太/著       

出版社:えほんの杜
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 「学校に行きたくないよ」「なんで勉強しなくちゃいけないの?」「言いたいことが上手に言えない」「SNSやゲームがやめられない」など、
モヤモヤする悩みを一人で抱えていませんか?

親に言いたくない、誰にも相談できない、でも自分一人ではどうしたらいいかわからない。
そんな時に助けてくれるのがこの本。1つの悩みに対して3つの解決策が提案されているので、自分にあった解決方法が選べます。1つだけでもいいし、3つ全部やってみてもいい。


解決策をヒントに自分で考えてもいいのです。
一人一人性格や環境も違うから正しい答えというのはありません。



解決の糸口となるものを見つけて自分にあった方法を実践してみてください。
悩んで心や身体が疲れた時には、各ページについているもふもふした動物のかわいい写真を見て癒される、という使い方もおすすめです。

 
 みんなの悩みがスッキリ解決する手助けとなりますように!  

児童書おすすめ(10月17日)

2023年10月20日

 佐賀県立図書館 at 11:43  | Comments(0) | 図書の紹介



書名:『虹いろ図書館のへびおとこ』  
           
著者 :櫻井とりお/文        

出版社:河出書房新社
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 家庭の事情で転校したほのかは小さなことからいじめにあい学校に行けなくなりました。

町をさまよっていたら、ある建物を見つけドキドキしながら入ると…。

そこは図書館でした。平日に子どもだけでも特に何も言われません。

次第に図書館の人や同じく不登校の男の子と交流するようになり、ほのかは自分の居場所を見つけました。 ところがある日、図書館見学のため担任の先生がクラスメイトを連れてくることが分かり…。   図書館には多くの人がやってきます。中には事情を抱えた人も。ほのかは様々な人を見て、関わっていくうちに多様な価値観を知り成長していきます。
                    
この本にはたくさんの児童書が紹介されています。それを読むとさらに自身の世界が広がりますよ。
さて、先生とクラスメイトがやって来て、ほのかがどうなったかと言うと…。
図書館は利用者の秘密を守ります。  

児童書おすすめ(10月3日)

2023年10月03日

 佐賀県立図書館 at 10:52  | Comments(0) | 図書の紹介



書名:『だれもしらない小さな家』             
著者:エリナー・クライマー/作 小宮 由/訳 佐竹 美保/絵

出版社:大日本図書

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 自分だけのお気に入りの場所があるって、素敵ですよね。
みなさんは、どんな場所を思いうかべますか?

 このお話は、大きなマンションにはさまれた、小さな家の物語です。誰も住んでいないその家は、ずっと埃をかぶっています。
いろんな人が家を見に来ますが、結局誰も住むことはありませんでした。

 小さい家をよくのぞいていたアリスとジェーンは、ある日、ドアに鍵がかかっていないことに気が付きました。

 おそるおそる中に入った二人は、家のなかでおうちごっこを始めます。途中で近所に住むオブライアンさんも加わり、三人でクッキー屋さんをしていると、そこに大屋さんが怒鳴りこんで来て…。

とっておきの遊び場を見つけたアリスとジェーンですが、そこは大家さんが管理している、勝手に入ってはいけない場所でした。

三人がどうなってしまうのか、続きはぜひ読んで確かめてみてください。さみしい小さな家に灯りがともる、心が暖かくなるお話です。  

佐賀に関する本(9月26日新着から)

2023年09月26日

 佐賀県立図書館 at 15:03  | Comments(0) | 図書の紹介
貸出と予約の開始9月26日(火曜日)、
インターネット予約の開始は10月3日(火曜日)です。



『「空のみなと」のインフラ学』


山縣 宣彦・
轟 朝幸
加藤 一誠/著

成山堂書店

空港・航空会社、建設会社、コンサルタント、学識経験者、国や地方公共団体の空港担当者が、
空港や航空の現場で行っているさまざまな事例・取組みを紹介。未来の空港・航空システム構築のための話題を提供する。


九州佐賀国際空港について記載あり。






『近代日本を作った105人 高野長英から知里真志保まで』


藤原書店編集部/著

藤原書店

1830年から1880年までの約50年間に誕生し、“時代の先覚者”後藤新平と縁の深かった人々
を選んだ「新しい近代日本人物誌」。時代の転換点を鮮やかに示す。
『機』連載を単行本化。大隈重信、辰野金吾について記載あり。

  

児童書おすすめ(9月26日)

2023年09月26日

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書名:『ナージャの5つのがっこう』   

          
著者: キリーロバ・ナージャ/ぶん 市原 淳/え 


出版社:大日本図書


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 ロシア生まれのナージャは、小学1年生の女の子。両親の転勤をきっかけにイギリス、フランス、アメリカ、日本。
5つの学校に通うことになります。


 環境が変わるとガラリと変わるものは?」答えは「ふつう」だと大人になったナージャは言います。
授業で使うノートや筆記用具、教室の机やいすの並び、お昼ごはんの食べ方など「なんでこんなに違うの?」と驚くことばかり。


転校するたびに、今まで「ふつう」だと思っていたことが通用しなくなってしまうのです。
不思議だらけの学校生活の中で、ナージャは世の中にはいろんな「ふつう」があって、いい、悪いじゃなく「違い」があるだけなのだと発見します。



 皆さんは「多様性」という言葉を聞いたことがありますか。自分の「ふつう」が他の人にとっての「ふつう」ではないと知ることが、多様性を知る第一歩です。一人で、親子で、そしてお友達と一緒に。この本を読めば、多様に広がる世界の扉が開くかもしれません。  

佐賀に関する本(9月19日の新着から)

2023年09月21日

 佐賀県立図書館 at 12:23  | Comments(0) | 図書の紹介
貸出と予約の開始は9月19日(火曜日)、
インターネット予約の開始は9月26日(火曜日)です。

『アレクサンダー・フォン・シーボルトと明治日本の後方外交』

堅田 智子/著

思文閣出版

明治政府のドイツ人外交官として働いたアレクサンダー・フォン・シーボルト。
「日本帝国近代史の化身」と評された外交官人生とその業績、そして、
明治日本にもたらされた広報外交の裏面史を、日独双方の史料から解き明かす。
佐野常民らの博愛社創設、後進にあたる日本赤十字社への改組について記載あり。 

請求番号:319.1 KA81





『壬辰戦争と東アジア 秀吉の対外侵攻の衝撃』

川西 裕也/編 中尾 道子/編 木村 拓/編

東京大学出版会

明が滅ぶ遠因になり、琉球をも巻き込んで展開し、終結後には東アジアの国際情勢を大きく変貌させた、
豊臣秀吉による対外侵攻「壬辰戦争」。
「朝鮮王子と史料」「接触と交渉」「記録と記憶」の3部構成で、壬辰戦争を論じる。
第3章は「鍋島家伝来の挑戦王子書状とその歴史的位置付け」について
佐賀県立名護屋城博物館学芸員の久野哲也氏が執筆。 

請求番号:210.49 J52



『わたしたちに翼はいらない』

寺地 はるな/著

新潮社

 シングルマザー、専業主婦、独身の会社員。同じ地方都市に暮らす3人は、いじめ、モラハラ夫、母親の支配に悩まされ、
やがて…。「生きる」ために必要な、救済と再生をもたらすまでのサスペンス。
『小説新潮』連載を単行本化。著者は佐賀県生まれ。

請求番号:F/TE42
  

児童書おすすめ(9月12日、9月19日)

2023年09月20日

 佐賀県立図書館 at 11:56  | Comments(0) | 図書の紹介
【9月12日(火)】





書名:『お米ができるまで』

             
著者: 岩貞 るみこ/作 武田 美穂/絵

出版社:講談社
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 「米」という漢字は、米作りに88(八十八)もの手間がかかることからこの漢字になったと言われています。
……という話を授業などで聞いたことはありませんか?
88もやらないといけないことがあるなんて、考えるだけでとても大変そうですが、お米作りって一体どんなことをするのでしょう。

 
 この本は、新潟県の山の中にある田んぼでお米を作っている農家さんの1年間に密着した物語です。
お米作りのスタートは、田植えではなく苗を育てる場所を作るところから始まります。
先が読めない自然を相手に行われる米作りは、想像よりもはるかに大変なものでした。

 9月は立派に育ったお米を収穫する稲刈りの時期です。
普段何気なく食べているお米も、農家さんの大変さやお米への愛情を知ると、なんだかとてもありがたいものに感じます。





【9月19日(火)】



 書名:『三つ編み』 
            
 著者:レティシア・コロンバニ/作 クレマンス・ボレ/絵 

出版社:アンドエト
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 巷ではインド映画が流行っています。私が観た作品は、善と悪との闘いや差別が描かれており、
最後には悪者は滅び、善良な市民は平和を取り戻す話でした。

 映画の余韻も覚めやらぬ日、児童室で目が合った本、それが『三つ編み』です。インドにおけるカースト制度の中で、身分による差別と闘う母と娘の長い旅の物語。子どもが学校に行く。大人が就きたい仕事に就く。

それがいかに困難なことか。命をつなぐにはどうしたらいいか?
二人は神への祈りを礎にした勇気ある行動で、差別を乗り越えていきます。 

 彼女が捧げた三つ編みは「かつら」として誰かを笑顔にすることでしょう。
本を開くと飛び込むピンクのペイズリーは、母スミタの服の柄。
それは生命の樹を意味しており、母の強い思いが重なります。
  

児童書おすすめ(9月5日)

2023年09月06日

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書名:『おとなと子どものための聖書物語』             
著者: セリナ・ヘイスティングス/文、
     エリック・トーマス/絵、加藤常昭/監修                                                                   
出版社:フレーベル館
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皆さんは聖書を知っていますか?


お正月には神社に行って、結婚式はチャペルで挙げて、お墓はお寺にある・・・、なんて人も多い日本では、
聖書はキリスト教の本だと思っている人が多いかもしれません(自分はそうでした)が、実は違ってユダヤ教やイスラム教でも聖書を大切にしています。


聖書は紀元前1,450年頃(およそ3,500年前)から1,000年以上もの間に、さまざまな人々によって書かれたたくさんの本をひとつにまとめたもので、その内容は歴史や詩、預言(神様のお告げ)などいろいろなことが書かれています。

堅苦しく思われがちですが、意外とドラマチックに書かれていて、実は結構面白いんです。1,900以上の言語に翻訳され、世界一のベストセラーとしてギネスブックにも載っている聖書。


ぜひ、この本を読んで単なる宗教の本ではない聖書の世界に触れてみてください。  

佐賀に関する本(8月22日、8月29日の新着から)

2023年09月01日

 佐賀県立図書館 at 11:12  | Comments(0) | 図書の紹介


貸出と予約の開始8月22日(火曜日)、
インターネット予約の開始は8月29日(火曜日)です。

『キングダム69』


原 泰久/著
集英社

桓騎軍、運命の奇襲は──!!?紀元前233年 秦趙宜安決戦邯鄲攻略を目指し、
趙国深部・宜安にまで兵を進めた秦軍。
しかし、その進路を読み切った李牧の策略により、秦軍は壊滅的な打撃を被ってしまう。
追い詰められた桓騎本陣は、“最後の博打”として、趙軍への決死の奇襲を仕掛け、総大将・李牧と肉迫する…!!著者は佐賀県出身  

           
請求番号:726 H31 69




『山下惣一 百姓の遺言』

山下 惣一/著
家の光協会



生涯一百姓」を貫き、減反政策や規模拡大を進める農政に異議を唱え続けた山下惣一。
その半生と時代ごとの提言を振り返る。晩年のエッセイと小説「減反神社」も収録。
著者は佐賀県出身

請求番号:610.4 Y44






貸出と予約の開始8月29日(火曜日)、
インターネット予約の開始は9月5日(火曜日)です。


『チンギス記17 天地』


北方 謙三/著
集英社

チンギスは草原へと帰還する途上、砂漠の中の黒水城に常ならぬ気配を感じた。
一方、山中で傷を癒すマルガーシのもとに、見知らぬ人物から見事な剣が届けられ…。

『小説すばる』連載を加筆修正し単行本化。著者は佐賀県出身


請求番号:F KI165 17



『山下惣一 百姓の遺言』


福島 金治/著
ミネルヴァ書房

海の彼方の異国とふだんのつきあいがあった戦国時代の九州・琉球。
大名・国人の消長と相互の有機的な関係について、段階をおって叙述し、
慣習や信仰といった生活領域も含む全体の姿を総合的に分析する。
龍造寺家、鍋島家や、佐賀県内各地の城、寺、地名の記載がある。 

請求番号:219 F84




  

児童書おすすめ(8月22日)

2023年08月26日

 佐賀県立図書館 at 22:29  | Comments(0) | 図書の紹介





しょめい:『一人で思う、二人語る、みんなで考える』  
書名           
ちょしゃ: 追手門学院大学 成熟社会研究所/編
著者
しゅっぱんしゃ:岩波書店
出版社



「アクティブ・ラーニング」は、社会に出て実際に使える力を付ける授業です。

話をするときに「相手が理解しやすいように伝えること」は、日常の様々な場面で使えます。
これからの社会を自分の意思で生きていくためには、自分で考え・人と話して・考えを深める経験が役に立ちます。 

「アクティブ・ラーニング」で大事なのは、チームで取り組むプロセスです。
知恵を出し合えば大きな力になります。


人と語り合うことで、自分では気づかない・考えもしなかったことに出会う楽しさを知ることができます。
「ハテナ?」を調べて情報を収集し、共に学びあうことで、アイデアが生まれ気づきを得られます。


グループワークは共同作業。思うようにいかないときは、メンバーの長所を発見して組み合わせていく必要も出てきます。


 一人ではできないことも、みんなの力を持ち寄れば上手くいく確率があがり、楽しい時間が過ごせます。
一生使える「学び続ける力」を手に入れてください。  

児童書おすすめ(8月15日)

2023年08月15日

 佐賀県立図書館 at 17:36  | Comments(0) | 図書の紹介





しょめい
書名:『盆まねき』             
ちょしゃ
著者: 富安 陽子/作 高橋 和枝/絵
しゅっぱんしゃ
出版社    :偕成社
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 地域によりますが、一般的に8月13日から8月16日の4日間はお盆といって、ご先祖様の霊が帰ってくる期間だといわれています。
これは、お盆が特別に感じられるお話です。 
主人公のなっちゃんは、お盆におじいちゃんとおばあちゃんの家に行くのを楽しみにしています。
なぜなら、おじいちゃんたちは本当かホラかわからない楽しいお話をしてくれるからです。
なっちゃんは、おじいちゃんたちの楽しいお話とともに、田舎の夏休みを満喫します。
そして、8月15日の盆踊りの夜には、なっちゃん自身が不思議な体験をするのです。
天才ナメクジ、幻想的な田んぼ、かっぱのふしぎ玉と、不思議で楽しい話になっちゃんと一緒にひきこまれます。
最後のお話には作者の願いが込められているので、ぜひ最後までお話を読んでみてください。  

児童書おすすめ(8月1日、8月8日)

2023年08月09日

 佐賀県立図書館 at 11:58  | Comments(0) | 図書の紹介




しょめい
書 名:13歳からの地政学
ちょしゃ
著 者:山本 孝幸
  
東洋経済新報社



皆さんは最近地球儀を見ましたか。私は小さい時見た記憶があります。
この本の主人公は高校一年生と中学一年生の兄妹です。

近所のアンティークショップで見つけた地球儀をきっかけに、その風貌からカイゾクと呼ばれる男性と知り合い、
地政学(地理に注目して国の戦略や国同士の関係などを分析する学問)について、レッスンを受けることになるところから話が始まります。


カイゾクさんはレッスンの中で、大国になれるかどうかは地理的条件に左右されることや、政治家にだまされないようにするためには、謙虚に周りのことを知る姿勢が必要であることなど、教科書やテレビでは出てこないことを話してくれます。


筆者は国際政治記者として20年以上のキャリアを積み、世界40か国以上で幅広く取材された方です。
この本を読んでから改めて地球儀を眺めたら、なるほどと思うはずです。





しょめい
書 名 :こどもが探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
ちょしゃ
著 者 : 柴山 元彦 井上 ミノル

創元社


 川や海にはたくさんの石があります。大きかったり、小さかったり、丸かったり、角ばっていたり、
赤かったり、青かったり、つるつるしていたり、きらきらしていたり…。
実は、それらの石にはほとんどすべてに名前がついているのです。

この本では、「石」と「岩」の違いや石のでき方などの石の基本的なことから、
身近な川や海で見つけることができる石の名前とその種類、そしてその探し方を、
写真やマンガをとおして分かりやすく知ることができます。この本を読めば読むほど石に親しみと興味がわいてくると思います。

また、この本の最後には、持ち帰った石の整理の仕方や自分だけの石図鑑の作り方がのっているので、夏の調べ物・研究にもぴったりです。 

この本を持って、きれいな石を探すために川や海へ行く。こんな一日もまた、いつもとちがった楽しさがあって良いかもしれません。
川や海の新たな楽しみ方を教えてくれる一冊です。


  

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