今年もWeb版佐賀の昔話がはじまります その5
2013年12月03日
佐賀県立図書館 at 09:28 | Comments(0) | I Love SAGA
こんにちは。
Web版佐賀の昔話では全ての漢字にルビを付けることにしています。
しかし、書籍等に掲載されている昔話を元にしていますので特別な読みをする漢字以外にはルビが付いていません。
カセットテープ等で音声が残っている場合はよいのですが、音声が残っていない場合は、いくつかの状況を想定しながら「読み」を考えていきます。
例えば、一人称である「俺」と書かれた漢字にルビを付ける場合、オリジナルの語りでは「おれ」だったのか「おい」だったのか。あるいは「おり」なのか、少しくだけて「おりゃあ」だったのか。
「私」であれば「わたし」でかしこまった場面であれば「わたくし」でしょうが、場合によっては「あたい」「わたい」「わが」「うち」など多様な「読み」が想定されます。「あたりゃー」もあるかもしれません。
同じように、「あなた」のことを「お前」と言います。この「お前」は「おまえ」だったのか「おまい」だったのか。少しくだけて「おみゃあ」「おみゃりゃあ」だったのか。
「おりゃあ」や「あたりゃー」あたりまでくると書籍等でもさすがに「ひらがな」で掲載されていますが、佐賀弁が混じると漢字の「読み」は難しいです。
Web版佐賀の昔話では、アノテーション機能を使い、どなたにも理解できるように佐賀弁には標準語の意味を付けています。次回は、アノテーション機能について少し紹介します。
Web版佐賀の昔話では、語り手のオリジナルな音声が残っているものについては以下のHPで公開しています。興味がある方はぜひオリジナルの昔話を味わってください。
http://www.tosyo-saga.jp/kentosyo/web-mukashibanashi/index.html
Web版佐賀の昔話では全ての漢字にルビを付けることにしています。
しかし、書籍等に掲載されている昔話を元にしていますので特別な読みをする漢字以外にはルビが付いていません。
カセットテープ等で音声が残っている場合はよいのですが、音声が残っていない場合は、いくつかの状況を想定しながら「読み」を考えていきます。
例えば、一人称である「俺」と書かれた漢字にルビを付ける場合、オリジナルの語りでは「おれ」だったのか「おい」だったのか。あるいは「おり」なのか、少しくだけて「おりゃあ」だったのか。
「私」であれば「わたし」でかしこまった場面であれば「わたくし」でしょうが、場合によっては「あたい」「わたい」「わが」「うち」など多様な「読み」が想定されます。「あたりゃー」もあるかもしれません。
同じように、「あなた」のことを「お前」と言います。この「お前」は「おまえ」だったのか「おまい」だったのか。少しくだけて「おみゃあ」「おみゃりゃあ」だったのか。
「おりゃあ」や「あたりゃー」あたりまでくると書籍等でもさすがに「ひらがな」で掲載されていますが、佐賀弁が混じると漢字の「読み」は難しいです。
Web版佐賀の昔話では、アノテーション機能を使い、どなたにも理解できるように佐賀弁には標準語の意味を付けています。次回は、アノテーション機能について少し紹介します。
Web版佐賀の昔話では、語り手のオリジナルな音声が残っているものについては以下のHPで公開しています。興味がある方はぜひオリジナルの昔話を味わってください。
http://www.tosyo-saga.jp/kentosyo/web-mukashibanashi/index.html
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