I Love SAGA! ～佐賀県立図書館の創造と発信～

　みなさん、おはようございま～～す。
　今朝もかなり冷え込んでいますね。キンと冷えた空気が朝日を受けてキラキラと輝く様子・・・美しいものですね。いよいよ例年並みの寒さに突入みなさん、くれぐれも体調管理に気を付けて、今日も一日、元気にお過ごしくださいね

　さて、今日は・・・また、かなり遅くなっている情報を・・・
　昨年１２月のある日です。
「面白かことば、すっよ見に来んね（面白いことをするよ。見に来たら？）」「お宝のでてくっばい（お宝が出てくるよ。）」

え？どういうこと？？？
図書館にお宝？そりゃ～、見に行かんば

なん？宝って襖
あれ？見慣れないお客様が
聞くところによると、大分県の公文書館からボランティアで実地演習でお見えだとか・・・

おぉ～、写真に撮るほど高価なの




え？破いていくの？お宝なんじゃ？
そんなにビリビリに？

まだ、破いていくの？って、襖って何枚紙を貼ってあると
「多いときには、８枚くらい貼ってあるんですよ。」


「ほら、お宝かも」

も、文字が～～
実は、「下張文書」と言って、古い襖や屏風の下面には、光の遮断性や断熱性を高めるために文書が貼り重ねれれていて、その文書を下張文書というらしい。
で、そんな下張文書の中には、とっても貴重な歴史資料になるものも多く含まれているらしいんです。
あ～～、なるほど、お宝じゃ～～



なになに、昭和初期の成績表
ぎょえ～～、みなさん、明治生まれ





文字の部分を破らないように・・・慎重に剥がしていかれます。
大分から来てくださったボランティアの方から色々助言をいただきながら、作業が進んでいきます
「糊がしっかりくっついているところは、こんな風にしてくださいね～。」「文字が書いてあるところは慎重に」


とりあえず、最初の文書が現れたので、写真撮影

ちょっと長くなったので、続きは・・・また今度ご紹介しますね～～。