『副館長の読書歴』 その14
2022年01月17日
佐賀県立図書館 at 10:00 | Comments(0) | 読書歴

読書歴を振り返ると多種のジャンルを読まれている副館長ですが、その中でも、歴史が好きだということが分かります。
”歴史”とまではないのですが、副館長との会話では、ふる~いネタがチョイチョイ登場します。ふる~いネタが親父ギャグ化されている時もあるので、「?・?・?・?」となります。
『歳月(司馬遼太郎)』1993
日本を代表する時代小説・歴史小説家の司馬遼太郎さんの佐賀県関係の小説は、長編ではこの「歳月」のみで、短編では「肥前の怪物」、「アームストロング砲」があるくらいです。
佐賀の七賢人、八賢人で司馬さんの興味を引いたのは、鍋島閑叟公と江藤新平の2人だけのようです。他にも江藤新平は、西郷隆盛を取り上げ、NHK大河ドラマの原作になった「翔ぶが如く」にも大きく登場しています。
これまで、一部の研究者が江藤新平の功績を調べ、出版したものはありましたが、小説の中で活き活きと描かれているものは皆無だったので、とてもうれしく思います。
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