猪谷千香さんを講師に迎えた・・・(H27.12)

2016年01月22日

 佐賀県立図書館 at 10:05 | Comments(0) | 図書館行事
 みなさん、こんにちは。

 最近は、職員研修会の話題を多く取り上げていますが、今回は、佐賀県公共図書館職員研修の一場面をご紹介します。

 図書館は、どんどん新しいことが取り入れられ、現在、”本を貸し出すだけ”ではない図書館が多くなっていることをみなさんは、ご存知でしょうかsign02

 佐賀県立図書館も色んなことにチャレンジしています。
 例えば、ビジネス相談や法律相談を開催したり、古文書講座をやっていたり、他にも、佐賀県の近世史料を編さんしたり、佐賀県の郷土資料に関するデータベースを作成し、佐賀の自然に関する本をデジタル化したり・・・色々なことをやっているんですね~。
 『相互貸借』と言う、読みたい本を他の図書館から取り寄せることの出来る制度がありますが、県内の本やり取りを早くする物流体制の構築もしていて、早いときには、申し込みの翌日に、本が申し込まれた図書館に届くんですよ~~。(実は、佐賀県は、全国でも先駆けていることも多いんですup

 さてさて、ここに満足せずに、次の一手を考えるには、色々な考え方を学ぶ必要もありますね。

 今回は、「次世代に生き残る図書館とは?」というテーマで、猪谷千香さんに講演いただきましたsign01

 猪谷千香さんは、2014年に『つながる図書館』を発行され、現在も多数の図書館を取材されていらっしゃいます。

 猪谷先生の著作や、研修の中ででてくる図書館に関連した本を並べ、受講者に紹介します。



 研修会前の様子です。



 館長挨拶です。


 研修会開始です。どのようなお話が聞けるでしょうか?










 ”外部から資金を調達する”、“サードプレイス”としての場を提供するなど新たな取り組みを始めた図書館や、“公立”ではない新しい“公共図書館”の出現、人口減による図書館消滅の可能性、図書館以上に逼迫する書店など、現在の図書館を取り巻く情勢を知ることができました。
 また、「いい図書館を作るためには、首長、図書館員、市民の三者のバランス、連携が必要」、「図書館からのSNSを用いた情報発信」、「利用者の目には触れない作業を公開し、味方を増やす」など、多くの示唆を得ることができ、図書館が「生き残る」ためには様々な所と「つながる」ことが大事なのだと、改めて確認しました。

 この研修を活かして、頑張っていきます!





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