新春読書感想文コンクール《受賞者アンケートその3》
みなさん、こんにちは。
三連休の最終日、いかがお過ごしですか?
年度末は何かと忙しいもの
今日はゆっくり休んで
、今年度のラストスパートに備えましょう
さて今日は、『第52回新春読書感想文コンクール』受賞者アンケート紹介の3回目です。
今日紹介するお一人目は、
《高校の部》 佐賀県立佐賀西高等学校1年 髙山紋音さん
受賞作品は、『山本美香さんが教えてくれたこと』

知事賞を受賞した気持ちは?
このようなすばらしい賞をいただいて純粋にうれしかったです。
この本を選んだ理由はなんですか?(『ぼくの村は戦場だった』)
山本美香さんが紛争地での取材中に亡くなられたと知り、山本さんが残した思いを本を通して知りたいと思ったから。
読書の良さは何ですか?
本を通して、いろんな人の考えなどを知ることができる。自分の知らないことにも出会えて、視野が広がる。
(1か月・1週間)どのくらいの本を読みますか?
最低でも1か月に1冊は読む。
本はどうやって選びますか?
父がオススメする本を選ぶ。
紛争地で取材を続けた山本美香さんに感銘を受けて書かれた感想文の迫力に驚きました。
アンケートでの読書の良さについて、「自分の知らないことにも出会えて、視野が広がる」と書かれていますが、“紛争の激戦地から遠く離れた地で暮す私達は、報道で知るしかない。ただ、この情報には報道する側の姿勢に委ねられており、ここにリテラシーが問われるのだと思う。”から、髙山さんが山本さんの想いを受けとめたうえで、そこから紛争やテロ、またその報道にまで視野を広げてらっしゃるのがわかりました。
最後の“言葉と行動とが誠実に連動しあう生き方こそが、大事だと思う。”という文章から髙山さんの強い意志も伝わってきました。
お二人目は、
《一般の部》 佐賀市 嘉村正司さん
受賞作品は、『モヤウ心で老老介護は楽しく』

知事賞を受賞した気持ちは?
とても嬉しく感動しております。体力も気力も失せつつあり、再度がんばれという励ましと思っております。
この本を選んだ理由はなんですか?(『汗かきべそかき恥かき日記ゲイシャワルツは子守唄』)
私が左手首を骨折して、介護の必要に迫られたからです。
読書の良さは何ですか?
読解力の向上と情報、知識の涵養と思います。
(1か月・1週間)どのくらいの本を読みますか?
5冊前後です。
本はどうやって選びますか?
作者です(藤沢周平を尊敬しております)。
県民のみなさんに読書を薦める一言をお願いします。
本を読むことをおすすめします。
アンケートの県民のみなさんへの一言に、「本を読むことをおすすめします」と書いてくださった嘉村さんですが、今回の感想文の題材となった本を自身の老老介護の助けにされたことが、“老老介護に不安な私たちには、本に描写されている現実すべてが学ぶことばかりで、前向きになれたのだった。”という一文からよくわかりました。
また、自分だけの問題としてではなく“これからの日本は、超長寿国となる。それは老老介護という深刻な課題となり、国民一人ひとりが自分の問題として、考えておくべきではないか、そう思うのである。”と社会に目を向けていらっしゃるところがすばらしいなぁと思いました。
本は新しい発見をもたらしてくれたり、非日常体験をさせてくれたり、悩み迷った時にはヒントを与え心を軽くしてくれたり・・・・・・、今回みなさんの感想文を読みながら、あらためて読書のすばらしさを感じることができました。
入賞作品を掲載した感想文集と感想文の題材となった本を1階展示ホールで展示しています。
3月28日(火)までです。
ご家族みなさんでお越しいただき、受賞者のみなさんの想いに触れてみてくださいね。


本日も、20時までみなさまのご利用をお待ちしています
児童図書閲覧室は、17時(午後5時)までです。
三連休の最終日、いかがお過ごしですか?
年度末は何かと忙しいもの

今日はゆっくり休んで


さて今日は、『第52回新春読書感想文コンクール』受賞者アンケート紹介の3回目です。

《高校の部》 佐賀県立佐賀西高等学校1年 髙山紋音さん
受賞作品は、『山本美香さんが教えてくれたこと』

知事賞を受賞した気持ちは?

この本を選んだ理由はなんですか?(『ぼくの村は戦場だった』)

読書の良さは何ですか?

(1か月・1週間)どのくらいの本を読みますか?

本はどうやって選びますか?

紛争地で取材を続けた山本美香さんに感銘を受けて書かれた感想文の迫力に驚きました。
アンケートでの読書の良さについて、「自分の知らないことにも出会えて、視野が広がる」と書かれていますが、“紛争の激戦地から遠く離れた地で暮す私達は、報道で知るしかない。ただ、この情報には報道する側の姿勢に委ねられており、ここにリテラシーが問われるのだと思う。”から、髙山さんが山本さんの想いを受けとめたうえで、そこから紛争やテロ、またその報道にまで視野を広げてらっしゃるのがわかりました。
最後の“言葉と行動とが誠実に連動しあう生き方こそが、大事だと思う。”という文章から髙山さんの強い意志も伝わってきました。

《一般の部》 佐賀市 嘉村正司さん
受賞作品は、『モヤウ心で老老介護は楽しく』

知事賞を受賞した気持ちは?

この本を選んだ理由はなんですか?(『汗かきべそかき恥かき日記ゲイシャワルツは子守唄』)

読書の良さは何ですか?

(1か月・1週間)どのくらいの本を読みますか?

本はどうやって選びますか?

県民のみなさんに読書を薦める一言をお願いします。

アンケートの県民のみなさんへの一言に、「本を読むことをおすすめします」と書いてくださった嘉村さんですが、今回の感想文の題材となった本を自身の老老介護の助けにされたことが、“老老介護に不安な私たちには、本に描写されている現実すべてが学ぶことばかりで、前向きになれたのだった。”という一文からよくわかりました。
また、自分だけの問題としてではなく“これからの日本は、超長寿国となる。それは老老介護という深刻な課題となり、国民一人ひとりが自分の問題として、考えておくべきではないか、そう思うのである。”と社会に目を向けていらっしゃるところがすばらしいなぁと思いました。
本は新しい発見をもたらしてくれたり、非日常体験をさせてくれたり、悩み迷った時にはヒントを与え心を軽くしてくれたり・・・・・・、今回みなさんの感想文を読みながら、あらためて読書のすばらしさを感じることができました。

3月28日(火)までです。
ご家族みなさんでお越しいただき、受賞者のみなさんの想いに触れてみてくださいね。


本日も、20時までみなさまのご利用をお待ちしています

児童図書閲覧室は、17時(午後5時)までです。